保育園(職場)に行きたくない!保育園の職場は、はたから見ているよりも想像以上に厳しい環境。
小さいころからの夢に描いていた保育士になることができたと思います。
子供は好きと言えますし、やりがいも実感しています。 だけどね、保育士の仕事は想像以上にハードですよね。
「あとちょっと、職場環境がいいところはないだろうか」と転職のことを考えていらっしゃると思います。
そうなんです。職場環境が悪いところよりも良いところが多いんです。だから大丈夫!安心してください!
あなたとマッチした理想の職場というのは見付け出すのはちょっとだけ時間が掛かりますが、じっくりと探せば、きっとあなたの理想の職場は見つかります。
今回、転職が考慮されている保育士のあなたのために、転職先の見つけ方、転職の際に気を付けることなどをまとめました。ぜひ、参考にしていただき、転職を成功させてくださいね。
▼この記事でわかる事
- 保育園、幼稚園に行きたくない理由
- 行きたくない時の対処法
- 転職時の不安ある?大丈夫だよ!
目次
保育士の仕事(保育園、幼稚園)に行きたくない理由
小さいころからの夢だった保育士の仕事ですが、夢と現実は大違い、ハードな仕事です。
アンケートの結果によると、保育園を辞めた保育士の50%以上の人が、「二度と保育の現場で働きたくない」と答えています。それほどまで思わせる、退職の理由とは何でしょう?
あなた以外にも、悩んでいる方は沢山いらっしゃるので、事例を紹介したいと思います。
•給料が低すぎて生活が厳しい
調査によると、「給与が低い」ことが保育園を辞める理由のトップです。「わかる、わかる」という保育士の方々の声が聞こえてきそうです。
保育園では、イベント、行事が目白押しです。子供たちが帰った後だけでなく、家にまで持ち帰って準備をしなければならないことが多いようです。中には、自分だけでは完成しないので、家じゅうの人に手伝ってもらったという声も聞きます。
もちろん、持ち帰りの仕事に残業手当は付きません。今、問題になっているサービス残業と同じことになります。そういうことが度重なると、「こんなに仕事をしているのに、お給料が低すぎる」という不満になります。そして、辞めていきます。
実際、仕事量に比較して、給与が少なすぎると辞めたくなりますよね?わかります。
人間関係がきつくて
保育の現場は、女性が圧倒的に多いですから、人間関係が大変なことはわかります。実際、「職場に求めることは何ですか」というアンケートに対する答えの上位を占めたのが、「いい人間関係」「上司・同僚との良好な関係」でした。少々つらいことがあっても、人間関係がうまく行っていれば乗り切れるということを表しています。
どんな職場でも、いろんな人がいますから、人間関係を良好に保つことは至難の業です。保育園は、女性が多い職場ですからなおさらです。
実を言うと、保育士さんって見かけによらず幼稚な人が多いのも事実。八つ当たりで虐待やいじめをしている人も少なくありません。
さらに、保育園や幼稚園では、1クラスを複数の保育士で受け持つ場合が多いですが、保育士同士のコミュニケーションがうまく行くか、教育方法、教育方針が合うか合わないかが大問題になります。
子ども相手にギリギリのところで対応しているうえに、保育士同士がうまく行かなかったら、続けようというモチベーションが下がるのも仕方がない部分もあります。
仕事内容が想像よりもハードすぎる
保育士の仕事は、小さな子どもたちにやさしく笑顔で接していて、子どもたちからも憧れられる職業です。
きっとあなたも保育士は、小さなころからの夢だったに違いありません。
ところが、実際の現場は、「体力勝負!」「イベントの準備に追われる」「子どもを預かる責任が重大」など、肉体的にも精神的にも大きなプレッシャーにさらされています。
保育の現場では、小さな子供たち相手に常に安全に気を配っている必要があり、一時も気が抜けません。子どもたちと一緒に遊ぶのも体力がいります。さらに、家に持ち帰る仕事があります。
こんな状況を理解してくれている保護者の方がいるでしょうか?最近は、保護者の方からのクレームも多いと聞きます。一生懸命やっているのに、認められないどころか、クレームの対象になったりしたら、緊張の糸が切れてしまいます。
今さらだけど保育士の給料って一般職に比べるとどうして少ないの?子ども見てるだけやなくて、事務職もしてるし、力仕事もしてるし、休憩時間さえもほとんど無いのに。あと、研修行って勉強だってしてるのに。何が違うの?
— 真帆 (@mahomaho777maho) January 24, 2021
保育士の仕事に行きたくないというのは心の不調のサイン
保育士さんが職場に行きたくない理由を紹介してきましたが、これらのストレスを毎日抱えていると、心がだんだん疲れてきます。
保護者や子供たちの前では明るくふるまっていても、その闇はどんどん心をむしばんでいきますよ。
仕事に行きたくない症状にもいろいろありまして、、
- 仕事めんどくさい
- ちょっとゆっくりしたいな
- もう辛い。行きたくない
私は保育士限らず、これまでに休職された方の症状を見たことがありますが、ほとんどが突然休みだします。
「仕事めんどくさい」「ちょっとゆっくりしたいな」と普段から愚痴をこぼしている人は大丈夫な傾向があります。
「もう辛い。行きたくない」と思っていたら既に危ない状態です。
保育士の仕事に行きたくない時の対処法
仕事に行きたくない症状はすぐに改善できるものではありませんが、重症になる前にある程度はストレスを軽減する必要があります。
次に紹介することをやっていれば、少しは心が軽くなりますよ。
一旦休んでみる
諸悪の根源となる職場から離れることが重要です。
数日間休んでみることをおすすめします。
真面目な人ほど、うつ症状になりやすいので、少しはズル休みしてみてください。
ただ休日を一人で過ごしても、仕事の不安を考えてしまうので、ずっとストレスを抱えている状態となってしまいます。
ゲームでもいいので何かに没頭してみたり、普段合わない友達とか、なるべく人と接して会話するのもいいですね。
食事は美味しいものを食べる
日頃から頑張っているご褒美に、普段食べれない美味しい食事をしましょう。
ストレス発散で食に走る!ということをよく聞きますが、美味しいものを食べることで、脳への幸福感を与えることができます。
そうすることでストレスを軽減できることでしょう。
ただし、食べ過ぎには注意です。ストレスで太ってしまう原因は食べ過ぎです。食事制限は大前提の元でお願いします。
誰かに愚痴ったり悩みを聞いてもらう
人に話すだけで、心が軽くなります。
話す人がいなければ、知恵袋などのネット掲示板で悩みを打ち明けてもよいでしょう。(誹謗中傷もあるので気を付けて)
たとえ明確な回答がもらえないにしても、共感してもらうだけで楽になります。
誰かに話を聞いてもらって!
転職も考えてみる
これまで紹介してきた対処法については、あくまで応急処置です。
今の職場環境が問題なら、別の職場へ転職するしかありません。根本的な改善をしましょう。
園という組織は、そこまで大きくないためクラスや環境を変えたとしても、ほとんど効果がないでしょう。
別の保育施設へ転職するのが一番いいです。
転職に対して抵抗がある方もいるかもしれませんが、そんな事気にする必要はありません。
むしろ転職は人生において何度やっても良いものです。体を壊してからでは全てが遅すぎます。
自分に合った職場探しをしてみましょう。
転職も視野に入れているけど不安もあるよね
職場でいやなことが続いて「もう無理」「辞める!」といったんは決めたし、転職に伴うリスクについても十分考えたつもりでも、いざ辞めるとなるといろいろ不安に思うことが次から次へと出てくるものです。
「給料が下がるんじゃない?」「次の職場でも同じようなことが起こらないか?」など不安だらけですよね。
これらを考えすぎてしまうと「やっぱり転職しないで、ここで我慢しようかな?まだ大丈夫!」と転職への一歩を踏み出せずに、また苦しい思いをしなければなりません。
これは「転職を考えたことのある保育士あるある」です。
みんな同じような不安や不満を感じています。転職希望の保育士の不安で多いものを挙げてみます。
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▼保育士転職サイトについてまとめた記事となっています。迷った際の参考にされてみてください。
【2021最新】保育士おすすめの転職サイトランキング!口コミ評判を解説
転職先がすぐに見つかるか不安?
辞めてみたけれど、このご時世で次の新しい職場がすぐ決まるのだろうか?どうやって見つけようか。と不安になっている人も少なくないと思います。
すぐに見つからないということは、無職の状態になりますから、経済的にも不安だらけ。
一人暮らしやお子さんをお持ちの方は、なかなか決まらないと焦ってしまい、うまくできるものもうまくいかないかも。
さらに、「その職場が自分に合っているか?」「自分の希望には合っているが、採用されるか?」なども気になります。
焦らずじっくり探したいと思う反面、このまま決まらなかったらどうしようという気持ちも出てきます。
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安月給でやっていけるか?
保育士の仕事に対する不満の上位のひとつが「給料が少ない」です。それだけでなく、サービス残業や持ち帰りの仕事などは無給のところが多いです。
それらが不満で辞めたのに、新しい職場はどうなのか、不安です。残業や持ち帰りの仕事がお給料にカウントされるのか、お給料はどのぐらいなのかが明記されているところを選びましょう。有休やその取得方法も必ず確認しておきましょう。
転職するとなると、不安が続出しますから、不安に思うところ、はっきりさせたいところを書き出すといいでしょう。書くことによって、あなたの心の不安が整理されます。またそのメモに基づいて転職活動をすれば、あなたにぴったりな転職先が見つけやすくなります。
不安に思っているものを、職場の人間関係、給料、勤務時間、有休など項目を立てて書き出しましょう。それに照らし合わせて、OKと思えるところに応募するといいでしょう。
不安を一つ一つ解消できると転職に対する不安が解消されるうえに、そういう職場だと長く働ける可能性が高くなります。
ちなみに、以下に紹介しているサイトはコンサルタントに相談することができるので、あなたに合った求人を紹介してくれますよ♪
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職場の人間関係は大丈夫か?
どんな会社、仕事でも人間関係は難しいです。特に、保育の現場は、圧倒的に女性が多い職場ですから大変です。人間関係がトラブルになることも多いです。
さらに、少人数の職場ですから、一人の人と合わないとすごくしんどいことになります。また、上司や園長などが直接関わる縦社会ですから、新しい職場でうまくやっていけるかはとても不安でしょう。
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残業や持ち帰り仕事は避けたい
保育の現場では、残業や家への持ち帰り仕事は常態化しています。イベントを成功させるための準備が勤務時間内だけでは終わりません。子どもたちが帰った後、残業をしたり、家に持ち帰ったりします。家じゅうのものが手伝わなければ間に合わないこともあります。
保育時間内は、子どもたちと目いっぱい接し、さらに残業、持ち帰り仕事では体がもちません。求人情報に、「残業、持ち帰り仕事なし」と明記されていない限り、あると考えざるを得ません
▼ノー残業や働きやすさ重視の職場を見つけたい
保育士が仕事に行きたくない時の対処法まとめ
仕事に行きたくない時の対処法について紹介してきました。
保育現場の実態を色々と紹介してきましたが、あなたの職場に当てはまるものはあったでしょうか?
このような環境を改善するのは、保育士では不可能に近いです。
相手は何を言っても言葉が通じないモンスターみたいなものですから。
体を壊してしまってからでは、働き続けることが難しくなります。
今回紹介している転職サイトは、全て無料で利用することができます。
あなたにとっての理想の職場を描いてみて、それをコンサルタントに相談してみましょう。
世の中には悪い職場だけではなく、良い職場も沢山あります。
理想の転職先が必ず見つかるはずです!