今月いっぱいで辞めさせてください!
スパっと上司に退職の旨を切り出したいんだけど、いざとなると言い出せなくて怖い。
そりゃそうですよね。私も退職を切り出すときには緊張します。
日頃から仲の良い話しかけやすい上司であっても同じです。
新卒だったら尚更ではないでしょうか?
結局いつかは伝えないといけない事なのですが、心構えや意思表示、事前準備をしっかりしておけば、それほど緊張することもなく難なく終わるはずです。
あとはちょっとしたタイミングが必要になってきます。
退職したい!と言い出せない理由や対処法を詳しく解説していきます。
目次
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▼この記事でわかる事
- 退職したいと言い出せない原因
- 退職したいと言い出せない時の事前準備
- コツとタイミング
- どうしても言えない時の対処法
退職したいと言い出せなくて怖い原因とは?
退職という言葉自体がネガティブワードなため、言い出せないというのはわかります。
何か言われるのが怖いからですよね。
もっと具体的に言うと、以下のような課題があるからではないでしょうか?
- 人手不足だから
- 上司が怖いから
- 職場の目が気になるから
- 次の職が決まっていないから
人手不足だから
人て不足だから、自分が辞めてしまって周りに迷惑をかけるのではないかと思ってしましますよね。
まあ忙しい職場だったら、そう考えてしまうのも仕方ありません。
でも、たいていの会社というものは、人が一人辞めたからと言って潰れるわけではありません。
初めは多少なりとバタバタするかもしれませんが、すぐに元通りになります。基本的に組織と言うのはそのように作られているんです。
それで潰れてしまう会社であれば、経営者がダメだということです。
上司が怖いから
「辞めます」と言って「あぁ!??」とすごまれたら怖いですね。
武闘派の上司だったら、普通に返事されるだけでも怖いです。
でもやめると言って怒る上司はほとんどいません。
もし自分が職場の管理職だと思って見てください。ある日、部下が辞表をだしてきたらどう思いますか?
- え?辞める?穴埋めどうしよう??
- うわーまじかー!お気に入りだったのに
- やっと辞めるか。せいせいする
その部下が必要でない場合も、上記のような事を考えるはずです。
管理職というのは、その職場を経営していかなければならないのですから、その後どうするかを考えるはずです。
怒りの感情はこみ上げてきません。
なので必要以上にビビることはありませんよ!
もし、退職時に暴言などのパワハラを受けた場合は、厚生労働省 総合労働相談コーナーへ相談してみましょう。
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職場の目が気になるから怖い
特に組織が大きいところにありがちなのが、退職というワードが出ると「え?誰が辞めるの?」といった探りや噂が立ちます。
そんな状況を知っているからこそ、自分が辞めると言ったときに周りの目が気になってしようがない。
デリカシーの無い人は、みんなの前で大きな声で「お前辞めるの?次決まったの?」とか聞いてくるはずです。
自分が退職することで、組織体制の変更や業務の引継ぎなどが発生するため、直前まで隠し通しておくことは難しいです。
このような人間関係って結構めんどくさいですよね。
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次の職が決まっていないから怖い
次の職が決まってもいないのに退職するという、計画性の無さを上司や周りから噂されそうで怖い。
また、次が決まっていないと上司から説得されそうとか、仕事を辞めれないリスクも出てきますね。
まあ、適当に答えるのもありですが、根掘り葉掘り聞いてくる人もいるので、ある程度ストーリーを考える必要もありますね。
次が決まっていないのが、どうしてもバレたくないのであれば、転職サービス(エージェント)を使用してチャッと決めてしまうのもアリです。
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退職したいと言い出せない時の事前準備
退職を決意したのであれば、まずは行動しましょう。
なぜ私は退職するのか?いつ退職するのか?今受け持っている仕事はどうするべきか?などを考える必要があります。
何も考えずに伝えようとしても、相手は困るし伝えたい内容を勘違いしてしまう可能性もあります。
まずは5W1Hで要点をまとめて、どう伝えるか頭の中で整理しましょう。
- なぜ退職するのか?
- いつ退職するのか?
- 今の仕事はどうするべきか?
この3つを押さえておきましょう。
なぜ退職するのか?
退職理由を言わなければならない法律はありません。なので強制されることはないと考えていいです。
言いたくなければ、「一身上の都合」と伝えれば問題ありません。
詳しい退職理由については、以下のサイトが参考になります。
関連サイト 退職理由別!仕事をやめる時の伝え方のポイント
いつ退職するのか?
一般的には1ヶ月前に退職の旨を伝える必要があります。理由としては、退職手続きや業務引き継ぎ、有給消化などがあります。
でもこれは、あくまでも「普通は」です。法律で定められているわけではありません。
ぶっちゃけると次の日にでも退職することはできます。
今の仕事はどうするべきか?
自分自身が持っている仕事をどう処理するか?どう引き継ぐかを考えましょう。
そして上司に伝える。退職する時はできるだけ円満に処理を進めたいですからね。
もし、精神的にヤバイ状態であれば特に考える必要なし!
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どう伝えるか言葉を決める
相談があります。一身上の都合により〇月をもって退職します。私が受け持っている業務は〇〇さんに引き継ごうかと考えていますが、いかがでしょうか?
※一身上の都合の部分は退職理由
こんな感じで簡単で良いです。
ただし、ここでNGなのは「退職を考えています」と言ってしまう事。
考えているということは、まだ決定事項ではないと判断され引き留められる可能性が非常に高くなります。
はっきりと「退職します」と伝えましょう。
曖昧な伝え方はNGです。断言する形で言いましょう。
退職したいと言い出せない時の切り出すコツとタイミング
退職の旨を伝えるタイミングについて解説します。
タイミングをはかる目的は「なるべく円満に処理をおこなう」「こちらの話をしっかり聞いてもらう」ためです。
例えば、上司がめちゃくちゃ忙しそうにしているタイミングで伝えると、こちらの意図をしっかりきいてもらえないどころか、後回しにされて忘れ去られてしまうといったトラブルになりかねません。
また、メールで伝えることも印象がよくないため直接会話で伝えることが大切です。
- 切り出す時間帯は午後
- 直接伝える
- できるだけ忙しくない時に
切り出す時間帯は午後
その職場の特色にもよりますが、基本的には午後がベストでしょう。
午前中は1日の始まりなので、何かとバタバタすることが多いです。
そのような中で報告しても相手にされない場合も考えられ、後回しにされて忘れられるということも。
1日の仕事の目途が立って、落ち着いた午後に報告することが望ましいと考えられます。
直接伝えたほうがいい
メールで伝えるのはできるだけ避けましょう。ちゃんと対面で会話したうえで手続きを伝えましょう。
メールも上司が見落としてしまう可能性がありますし、どちらにしろ後々会話が必要になってくるためです。
上司の性格によっては、「こんな大事なことをメールで伝えるなんて!」と思われてしまうかもしれません。
文章を考える時間も勿体ないし、会話で伝えた方がより確実です。
できるだけ忙しくない時に
先ほどは午後に伝えた方がいいと言いましたが、その時々に応じて上司が忙しくない時に伝えましょう。
逆に自分が忙しい時に、退職したいとの報告を受けたらどうでしょう?「この忙しい時に、、今言う?」と思ってしまいませんか?
理解力のある上司であれば問題ありませんが、気の短い上司だったらイライラされるかもしれません。
退職を切り出した体験談と対処法
アンケートを取って、様々な人の退職エピソードを集めてみました。参考にしてみましょう。
退職のきっかけは出産だったのですが、そもそも私は辞める気はあまりなかったこともあり、上司も、まさか私が退職するとは思っていなかったと思ったので、退職を決意してからは、なるべく慎重に事を運びました。伝えた時間帯は、上司の午後の仕事がひと段落つくのが分かっていた16時ごろでした。午前中と昼休憩明けが忙しい職場だったのでその時間は絶対に避けるようにしました。上司に伝えた方法として、まず、初期の段階は直接会話にて「退職についてご相談したいことがある」と、まず面談をしていただくよう打診しました。その日には退職に関する詳細は述べず、後日上司が最も都合の良い日の夕方に面談をしてもらいました。そこで伝えた内容としては、もともと退職をするつもりではなかったが、家庭環境の都合により退職を検討したこと・退職にあたって引き継ぎなどを具体的にどのような形で行うかきちんと自分で決めたということ・長く検討を重ねたことで家族と自分の意見が一致して退職という決断になったことを真摯に伝えました。
私が上司に退職する事を伝えたタイミングはお昼休みの時間に伝えたというのがありました。
それはどうしてかというと、その仕事をしている時間だと迷惑だと思ったからです。
その時にどうやって退職の意思を伝えたかというと直接会って退職したいと伝えました。
最初は直接会って伝えて話がこじれるのが嫌だと思ったのですが、退職をするのを伝えるなら直接会って伝えるしかないと思いました。
では、その時にどのような内容を話したかというと私はあれこれ言い訳を言うのはやめて率直に退職したいと伝えました。
ですが、それでは上司も納得してくれなかったのでそこからどうして退職したいと思ったのかを話しました。
それでもなかなか了承してもらえませんでした。
思ったとおりに会社に残るように言われたのですが私はその言葉に耳を貸しませんでした。
もうそこにはいられないと思ったので言うまいと思っていた会社に将来性を感じないと言って退職の意思を伝えました。
私はとある宅配会社にて勤務いたしました。
しかしそこの仕事は非常にハードワークで、基本的に基本的に法的に決められた時間での休みしかなくしかも力仕事であり重たい荷物の仕分作業などをやらされて、あまりにも重すぎるものでも無理して運べなど指摘されて職場環境は最悪でした。
しかもその上司が非常に最悪で多少ミスしただけでもパワハラをかけて何十分も否定的な罵倒をしまくり本当に最悪でした。
本来ならば退職の時は一か月前に辞める有無を伝えなきゃいけないのですが、私はすぐに辞めたい有無を自分の上司に伝えました。すると私の上司はそのすぐに辞める意向どころか辞める意向でさえも認めずにちゃんと仕事をしろなどお前が責任が足りないからだなど罵倒をしてきました。
その後改めて出勤後こっそり上司がいない間に上司の上司にその自分の上司に自分のされたパワハラ行為を伝え今日限りで辞めたい有無を伝えるとすぐに辞めることを納得してくれ更にはこちらから自分の上司にパワハラの行為の注意をしてもらえるようになりました。
本当に職場はしっかり見極めないといけないと改めて理解いたしました。
入社したばかりなのに上司が外回りでほとんど会社に居ず仕事上の疑問や相談をすることができず精神的に不安を感じていたということと、常に怒号が飛び交う職場に通うことに限界を感じ退職を決意しました。まず朝に欠勤の連絡をし、体調を崩してしまった旨を上司に伝え、「〇〇さん(上司)が会社に戻られる時間はいつ頃でしょうか?一度面談して頂きたい」と聞きました。夕方15時くらいかな?とのことだったので、面談の予定を入れて頂きその時間に会社に向かいました。面談中に「今までこの会社でお世話になり感謝しているが、仕事上のプレッシャーで体調を崩してしまいました。申し訳ないですが、今後ここで働くことはできそうにありません。今日限りで退職させて頂きたいです。」と伝えました。上司は「ほとんど私がいず指導できなくて色々と負担をかけてしまいごめんな。」と言ってくださいました。直接顔を合わせて退職のことを伝えるのはとても勇気がいり、退職代行なども考えましたが、直接自分の口で思いを伝えてそれまでのお礼を言えたことはよかったと今になって思います。
私が退職を決めたのは、主人の転勤が決まり、引っ越すことになったからです。その時私は育児休業中だったので、まず会社へ電話し、上司に話があるということだけ伝えて、私が会社へ出向いて直接上司と会うアポイントメントをとりました。会社へ電話した時間帯は、上司の留守や忙しさなどが分からなかったので、特に意識していません。約束した日時に会社へ行き、個室で上司と二人きりで話をしました。最初は育児はどう?とか、直近の仕事の状況などの世間話から入り、話が落ち着いたタイミングで、実は主人の転勤が決まったので、申し訳ないですが退職させて下さい。と、切り出しました。退職の理由が主人の転勤による引っ越しだったので、仕方がないねという感じで、割とすんなり受け入れられました。それでも長年勤めた会社を辞めたいと言う時は少々緊張しました。休業中だったので仕事の引き継ぎなどもなく、その後もう一度会社へ改めて行って退職の手続きをし、お世話になった方々へ挨拶をして退職となりました。
どうしても言い出せない時の対処法
どうしても退職することを伝えることができない場合の対処法を紹介します。
- 上司が会社にいない事が多い
- どうしても怖くて言えない
- 言うのが面倒くさい
理由は様々だと思います。
どちらにしろ必ず伝えなければならない事なので、伝えることが困難な場合の対処法を解説していきます。
メールで伝える
先ほどはメールで伝えるのはよくないと紹介しましたが、あくまで上司が会社にいる時を想定した場合です。
上司が出張などで暫く帰ってこない、長期休暇を取っている等で会話することが難しい場合はメールで伝えるのもアリです。
退職代行サービスを利用する
退職代行サービスを利用するという方法もあります。
上司が怖すぎ、うつ病で伝えることが困難な場合は積極的に利用しましょう。
書類などの手続きも送付されてくるので、自宅で書けばオッケー!スムーズに手続きが行われます。
退職代行サービスは少しネガティブなイメージを持たれる方が多いと思いますが、別に何も悪いことではありません。
退職したいと言い出せない時まとめ
退職したいと言い出せない時の対処法の紹介をしてきました。
退職を伝える時期は、一般的には遅くても1ヶ月前ですが、事情がある場合は直前でも問題ありません。
どうしても伝えづらい場合は、少しお金がかかりますが退職代行を利用する手もアリです。
退職は色々と面倒事が多いですが、必ず必要な手続きです。
そこは勇気を振り絞って伝えるようにしましょう。
以前勤めていた会社で、突然出社しなくなり連絡もつかないという人がいました。
会社としても退職させたいのにできないという状況になってしまいます。
お互いにメリットも何もないので、そういった状況は避けましょう。会社と連絡したくないのであれば退職代行サービスを利用すべきです。