退職することが公になると裏切り者扱いされるのか?
実を言うと、喜んで見送ってくれる人はほんの一部で、裏切り者というレッテルを貼る謎の輩が一定数いることが事実です。
また、これによる嫌がらせもあるようですね。
そんなブラック社員とは早々に縁を切って退社しましょうって話なのですが、裏切り者扱いする輩たちの性質を知っておくことで
トラブルを少しでも回避できるかもしれません。
▼この記事がおすすめな人
- 裏切り者扱いする心理が知りたい
- 裏切り者扱いされそうで怖い
- 嫌がらせを受けていて困っている
退職で裏切り者扱いされる理由
裏切り者扱いされてしまう理由を解説しています。
退職する人を温かい気持ちで送ってあげることができないなんて、心が貧しいんでしょうね。
人や職場環境がそうさせているのかもしれません。本質的なところに迫っていきたいと思います。
- ブラック企業体質
- 高度経済成長期の名残り
- ブラック社員が存在する
- 謎の仲間意識
- できる社員だったから
- 周りとの利害関係が一致しないから
ブラック企業体質だから
ブラック企業の場合、大体が嫌がらせをされるか、酷ければパワハラを受けたりします。
ブラック企業は基本的に退職者が多いため、辞められると困るんです。そこで、人材が辞めていかないような施策を取ればいいのですが
頭が悪いせいか、怒鳴りつけたり力ずくで止めようとしたりします。
悪質な訪問セールスをしている会社であれば、特に注意が必要ですね。
高度経済成長期の名残り
で、更に突き詰めていくと、経営陣の考え方が古いからこのような事になってしまいます。
60代の人たちは、高度経済成長期を経験しています。
高度経済成長期には、会社に入社したら一生そこで社会人生活を送るみたいな風習があったため、その名残りもあるのかもしれません。
今では考えられませんが、昔は年功序列で出世でき給料も上がっていったんです。人事投資期間も10年で、その後の30年で回収みたいな感じで、その会社にずっといることが良いとされてきたんですね。
会社に忠誠を誓う、、、という考え方が悪いとは言いませんが、今の時代とは全くマッチしていませんよね。
ブラック社員がいるから
会社には問題ないが、ブラックな社員による嫌がらせを受ける場合があります。
基本的には「嫉妬」や「妬み」から、来るもので、自分よりも早く転職が決まったことの焦りもあります。
なので「裏切り者」のレッテルを貼って、少しでも自分を安心させようとしているんです。
心に余裕が無いひとが、このような事をしてしまいます。
謎の仲間意識があるから
共に頑張ってきたのに、この苦境から自分だけ抜け出してズルいみたいな、謎の仲間意識があったからこそ裏切りというレッテルを貼られる場合があります。
苦を共にするのが美学的な考えを持っている人がこういう事を言います。
そういう人は転職なんて全く考えず、一生そのような会社で過ごすこととなります。
まあ、退職する側からとしてはどうでもいいのですが。
適当に「ごめん」とか言ってはぐらかしましょう。
できる社員だったから
どういう事かと言うと、あなた自身ができる社員だった場合、辞められると周りが困るから怒りをぶつけてくるんです。
会社は基本的に誰が辞めてもうまく回る仕組みになっているので問題ありませんが、人を育てることが苦手な会社はこのような傾向があります。
また、人材がなかなか育たないので将来性に関しても希望が持てませんね。
利害関係が一致しないから
まとめると、周囲との利害関係が一致しないから裏切り者扱いされてしまうんです。
忙しいとか新人を採用するのが面倒だとか、これから先のことを考えると腹が立つから裏切り者扱いされるという事なんです。
上司によっては、「せっかくここまで育ててやったのに」と思う人もいるでしょう。でも社員を教育していくのは当たり前のことですからね。
どこの職場にも裏切り者扱いする人は必ずいるので注意しましょう。
実際に裏切り者扱いされた体験談
今回は10名の転職者に対して、退職することが公になった際に受けた仕打ち・嫌がらせのアンケートを取りました。「あ~あるある」程度に読んでみてください。
35才女性
ずっと仲良くしていたパートナー的なおばさんがいたのですが、辞めるとなった途端に口を聞いてくれなくなりました。陰で悪口も言われるようになり、辞めるまでの数週間はとても嫌な思いをさせられました。
24才男性
きつい職場で仲良くやっていた仲間たちに退職を伝えた時、逃げるのか?ってすごく馬鹿にされた。プライベートでも遊んでいた人でしたが、それ以来一切音信不通になった。
32才男性
いやみがかなりきつく、おめえはどこに就いたとしても無理だ、的なすんごく嫌ないやみを言われた。
38才男性
私は、以前の会社で退職することを直属の上司にあたる人物に伝えてから、嫌がらせのような対応を受けたことがあります。嫌がらせをしたのは直接伝えた直属の上司です。その上司は、退職を伝えるまでは仕事の説明や段取りなど、事細かく話してくれて、私に対してもとても気を使ってくれる方でした。しかし、退職を伝えてから3日程経った頃から、まるで性格が変わったかのように私に対する扱いが雑になりました。当時、勤めていた会社は頻繁に出勤時間が変わるので、上司もその都度、自分の下で働く従業員全員に出勤時間を伝えていましたが、私には伝えませんでした。そのため、私は「また、昨日と同じ時間だろう」と思い出勤してきたところ、上司は出勤時間を間違って来た私に、責めるような言葉を口に出しました。この言葉を受けて、私は「辞めていく人間はどうでもよくなるんだな」と思い、とてもショックを受けたことがあります。
一見、とても良さそうな会社や上司でも退職の旨を伝えることで態度が豹変する場合があります。
私自身はこのような経験がないのですが、ちょっと怖いですよね。普段からよく面倒を見られているのであれば、態度が変わった時のことを考えると非常に言いづらい。
損得に対する意識が強い人なのでしょうね。組織の繁栄を長期的に考えれない人がこのような状態になってしまうと考えられます。
このような態度を取って、周囲の人間はどう思うのか?「この人にはこんな一面もあったんだ、、、減滅した」という感情を抱いてしまうかもしれません。
そうなると、人がどんどん辞めていくことになってしまいます。人材が育ちません。
「これまで俺がみっちり教育してきたんだ!他でもやっていけるから自信を持て!」みたいな感じで送り出してくれるといいのですが、こんな上司なかなかいませんよね。
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裏切り者扱いされた時の対処法
裏切り者扱いされる筋合いはないし、そもそもそういう行動する人が謎すぎるので基本的には相手しないのが一番いいです。
それでも中には耐えられないという人もいるでしょうから、対処法を紹介したいと思います。
基本的には避ける!退職代行サービスでソッコーおさらばするか、全部休んで最後に退職手続きする時だけ出社するようにしましょう!
退職代行サービスを利用する
いま流行りの退職代行サービスを利用すれば、即日辞めることができます。
もう明日から出社しなくていいんです。
手続きは郵送されてくるものに記入して送り返すだけです。
特にパワハラが怖いブラック企業であればかなり効果的ですよね。
二度と上司の顔を見なくてもいいんです。
全部休んでしまう
残りの出社日を有給消化で休むか、足りない分は欠勤として休むべきです。
もうすぐ退職するのに、不必要なストレスを受ける必要はありませんからね。次の転職準備に取り掛かりましょう。
理不尽すぎる嫌がらせは避けるのが一番いいですよ。
反感を買わない退職理由にする
キャリアアップとか収入面を考えて転職とか、ブラックな相手に対して反感を買ってしまうような理由はNGです。
つまり、今の会社よりも待遇が良いところだと注意が必要です。
体調不良とか実家の仕事を継ぐとか、仕方ない系の理由にするとそこまで嫌味を言われることもありません。
裏切りを考えてたらずっと退職できない
今の会社には良くしてもらっているから、転職するのは裏切り行為に当たるのか?についてですが、退職や転職自体は裏切り行為に当たりません。
そもそもそういう発想が間違っています。
自分の人生は会社のためではなく、自分自身のためにあるものですから。より良い労働条件で働くのは当たり前のことです。
それで文句を言ってくるのは、優秀な人材を繋ぎとめることができない会社が悪いんです。
そんな会社にいる必要はありませんから、さっさと退職してしまいましょう。
裏切らなかった者の末路
裏切り者扱いされたからといって、会社に残る人ももしかしたらいるのかもしれませんが、もうそれは論外ですよ。
以前勤めていた会社にそういう人がいたんですが、裏切り者と言っていた人が先に転職してしまって、裏切り者扱いされていた人が今の会社に残ってしまうという謎の現象が起こっていました。
人生損しすぎでしょう。このような事にならないためにも、何を言われようが必ず退職しましょう。
どうしても嫌味を言われるのが嫌であれば、次に紹介することを実践してみてください。
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従業員を裏切り者扱いする会社を避ける方法
今後も転職を繰り返す予定があるのであれば、裏切り者扱いする会社はできるだけ避けておきたいところです。
裏切り者扱いするところは、思考がまともではありません。ちょっと酷い言い方かもしれませんが、時代遅れすぎて、、、
基本的にはブラック企業がこのような傾向があるため、ブラック企業を避けていれば確率は減るはずです。
転職先の口コミを確認する
転職する会社の口コミを事前に確認することで、ブラックかどうかの判断ができます。
これでヤバめの会社を避けることができます。
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ブラック企業を排除した転職サービスを利用する
転職サービスにはブラック企業を排除して紹介してくれるところもあります。
ブラック企業を排除してくれている転職サービスは2つ。
以下のサービスがおすすめなので、確認してみましょう。無料なので安心してご利用ください。
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