退職したいけど、どう考えても引継ぎが間に合わない!
このままじゃいい加減な引継ぎで終わってしまう、、、
こんな悩みを解決できる内容にしています。
この記事がおすすめな人
- 業務量多すぎて引継ぎが間に合わない
- 引き継ぎあるから辞めさせないと言われた
- 自分しかできない業務があって困ってる
- 会社規則だぞ!と脅されて退職できない
結論言ってしまうと、引継ぎは間に合わなくて問題ありません。大丈夫です。安心してください。
その理由は本文で解説しています。
責任感がある素晴らしい人は、うまく引き継ぐ方法も紹介しているので参考にされてみてください。
今日になって退職者と次の上司から月末の週は退職者が毎日半日年休取るからずっと居て貰わないと困ると怒られる
↓
引継ぎ予定の日程は事前に言ってあるのだから月末に入って欲しいなら最初から言うべきでは?私の引継ぎが間に合わない。— 刹那@社畜 (@setsuna_kzk) March 24, 2021
退職時の引継ぎが間に合わない理由
退職が決まってから引継ぎが間に合わない事例を紹介します。
- 時間が足りない
- スケジューリングできていない
- 専門性の高い仕事内容
- 引き継ぐ相手の能力不足
単純に時間が足りない
例えば、2週間後から転職先から来てくれと頼まれた場合、明らかに次への準備期間が足りません。
2週間後はちょっと極端かもしれませんが、転職先の会社に出社するまでの時間が短ければ短いほど引き継ぎ期間も短くなってしまうため間に合わなくなります。
計画を立てていないから
自分がどのような仕事内容で、誰が代わりにできるのか?また、誰に引き継ぐべきなのか?どのように引き継ぐのか?と退職までのストーリーを具体的にしておかないと、スムーズに引き継ぐことができません。
上司が判断して動いてくれればいいのですが、これを自分の責任で行うとなると、転職を決めた段階で考えておくべきです。
退職することを上司に怖くて言えない
上司に伝えることが怖くて、結果的に引継ぎが間に合わなくなるパターンはよくある話です。
私がいる職場でも結構あるんですよね。
退職が決まった時点で、辞めれるといった安心感から、「上司に言うのは抵抗あるから、来週言えばいいよね?」的な感じで後回しにする人です。
退職が決まったらすぐに言うべきです。後々自分の首を絞めてしまう事になりかねませんよ。
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専門性の高い仕事内容だから
技術職に多い専門性の高い仕事だと、当然ながら引継ぎ時間も長くなってしまいます。
今の自分のポジションは、習熟度が100%になるまで3年かかるとなると、当然間に合いませんよね。
自分の仕事は国家資格が必要で、それを所持している人が自分一人だった場合など、かなり絶望的です。
引き継ぐ相手が新人だから
引き継ぐ相手の仕事の処理能力によって、引き継ぎ期間が左右される場合もあります。
特に入社したての新人だったら長くなりそう。
通常であれば3日もあれば覚えられる内容でも、全然覚えてくれなくて2週間ほどかかりそうだ、、、とか。
引き継ぐ相手の見極めも必要になってきます。
退職時の引継ぎを間に合わせる方法
できれば仕事をちゃんと引き継いで、すっきりした気持ちで退社したいと思う人もいるでしょう。
そういう考えは責任感があり素晴らしいと思います。なので、引継ぎを間に合わせるために意識しておきたいことを紹介します。
退職を考えた時点で誰に引き継ぐかを考える
自分の仕事内容を引き継ぐ相手は誰が適任かを、事前に頭の中だけで考えておきましょう。
自分の業務負荷や、相手の能力、相手の業務負荷を考慮した上で、自分なりに判断しておきましょう。
この時点で、上司や誰かに相談するのはやめておきましょう。
「こいつはもう退職を考えてるから適当な部署へ配置換えしよう」「もう評価もそれなりでいいよな?」とか、自分にとって不利な状況に追いやられる可能性が高まります。
あくまで、自分の心の中だけに留めておきましょう。
- 引き継ぎのことだけ考える
- 引き継ぐ業務の優先度を決める
- マニュアルの作成
- ダブルアサインメントを進めておく
退職が決まったら引継ぎのことだけ考える
とりあえず、無事に退職が決まったら自分の業務を引き継ぐことだけに専念しましょう。
自分の仕事が落ち着いてから、ゆっくり確実に引き継ぎしようと考えていては間に合わない事もあります。
とにかく自分の業務を相手に教えて処理していくことが効率的です。
もたもたしていては中途半端な引継ぎになってしまいます。
引き継ぐ業務の優先度を決める
引き継ぐ業務の優先度を決めることも大切です。
自分の業務を洗い出して取捨選択しましょう。
ココがポイント
- 自分だけしかできない業務を抜き出す
- 引き継ぐ相手ができる業務を抜き出す
- 引き継ぐ相手以外で業務をできる人を抜き出す
例えば、自分も相手もできる仕事は引き継ぐ必要はないし、引き継ぐ相手が知らない業務でも他の人ができる仕事であれば引き継ぐ必要もありません。
できる人から引き継ぐ相手に教育してもらうという方法もあります。
よくあるのが、職場全体に迷惑をかけるから、自分の業務全部を1人に任せようとして結果的に引継ぎが間に合わないパターン。
それでは時間がいくらあっても足りません。
自分の仕事を引き継ぐ必要性を考えて、職場全体でまかなえるような考え方をすることも大事です。
そうすることで、引継ぎを最小限にすることができます。
引き継ぐために簡単なマニュアルを作成する
マニュアルを作成しておくのもアリです。
口頭だけの引継ぎだけでは、教えてもらってないとか言われてトラブルになりかねませんので、文面化できるところはどんどんやりましょう。
また、退職を考えた時点で、こっそり事前に作っておくのも良いでしょう。
その方が効率的ですよね。マニュアルで引継ぎすればいいだけですから。退職が決まってからマニュアル作るのは結構大変ですからね。
しかし、ちゃんとした会社であれば、ほとんどの業務にはマニュアル(手順書)があるはずです。
もしマニュアルが無い業務があれば、簡単なマニュアルでもよいので作っておきましょう。
日頃から業務のダブルアサインメントを進めておく
組織においてダブルアサインメントというものは非常に重要なもので、これは常日頃から進めておくべきことです。
自分の業務を誰かができれば、引き継ぐことも最低限で済むはずです。
ダブルアサインメントとは、1業務を2人で担当することです。常にペアで業務を行っていれば、片方が不在になっても業務を進めることができます。
そもそも自分がいなくなって会社の存続が危くなることは稀な話です。
「おまえがいなくなったらどうなる?会社のことをよく考えろ」なんて言う上司は仕事ができない証拠です。
経営者がそんな事を言ってたら、そもそもその会社は終わってますね。余計に早く退職するべきです。
人一人がいなくなったからといって、組織というものはそう簡単に崩れるものではありません。何とかなるものです。
退職の引継ぎは間に合わなくても大丈夫な理由
引継ぎが間に合わない理由や間に合わせる方法を解説してきましたが、そもそも間に合わなくても大丈夫なんです。
責任感が強い人はちょっと心が痛むかもしれませんが、ご自身の人生なので自分の事を一番に優先することが大切です。
引継ぎが間に合わなくても大丈夫な理由を解説していきます。
- 引き継ぐことは法律で定められてない
- 退職届を出した時点で勝ち
- 仕事が回らないのは会社側の責任
引き継ぎ期間は法律で決まってないから
引き継ぎ期間に法的な効力は一切ありません。
なので、引継ぎしなかったからといって法律に触れることは一切ありません。
過去に、「退職が決まってから業務の引継ぎは2ヶ月って法律で決まってるから」という謎の期間を掲示してくる人がいたのですが、誤った情報を認識しているのか騙そうとしているのかどちらかでしょうね。
法律をかざしてくる相手の言う事は無視で構いません。
退職届を出したもの勝ち
基本的には退職届を出してしまえば、いつでも会社を出ていくことは可能です。
会社にあなたを拘束する権利は一切なく、法律でも本人の意思表示ができていればいつでも退職できるということになっています。
もし上司から「引き継ぎ期間は2ヶ月だから、それまでは出社するように」と言われても、転職先の出社日が1ヶ月後だったとしても振り切って構いません。
退職届を出した後に引き留められるのであれば、それは会社側からの不当拘束となります。
業務が回らないのは会社側の責任だから
「おまえがいなくなると回らなくなるんだよ~」と言われたとしても、特に気にする必要はありません。
人一人がいなくなってっ経営が難しくなるのは会社側の責任です。経営能力が低いと言わざるを得ないでしょう。
企業の運営は個人ではなく会社だということを覚えておきましょう。
有給消化期間も必ず考慮しよう
自分の業務を引き継ぐことも大切ですが、それ以上に自分が保有している「有給日数」を消化する期間も考えておきましょう。
責任感がある人は、有給を消化せずに次の会社へ転職してしまいがちです。
いくら引き継ぐことが難しいからといって、有給は必ず消化するべきです。
変な責任感を持たないようにすることが大切です。
5月末退職予定の先輩が有給消化の都合で来週の水曜が最終出勤日になってしまって本人含めて阿鼻叫喚…引継ぎ間に合わないよって本人も周りも言ってるのに人事が「今年度分の有給絶対に全部消化して!」って言ってきて…まだ4月ぞ…?
今年度の有給も去年からの繰越ぶんもまるっと残っているぞ…?— ミヤビ (@miyabi_kkl) April 21, 2021
退職の引継ぎでトラブルを事前に防ぐ方法
退職届を出してしまえばいつでも辞めてもいいのですが、できればトラブルを起こさずにスムーズに退職したいことろです。
ちょっと裏技的な手法になりますが、どうしても会社とのやり取りが自信ないという人は参考にしてみてください。
退職代行サービスを利用する
会社が退職の手続きを進めてくれないから困っている、、、そんな時は退職代行サービスを利用するのがいいでしょう。
世間一般的には「え?退職代行?そんなの利用する人いるの?非常識じゃない?」といったネガティブなイメージを持つ人が沢山います。
最近普及してきたサービスなので、認知度もまだまだ低いので仕方ないのかもしれません。
しかし、今いる会社が手続きを進めてくれない事で、次の転職先の入社が困難になったとしたらマズくないですか?
それこそ自分の居場所が無くなってしまいますよ。
退職代行サービスを利用すれば、郵送の手続きをするだけで退職完了です。
料金(約3万円前後)は少しかかりますが、将来の不安を考えると安いものでしょう。
▼おすすめの退職代行サービス
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費用:29,800円
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転職エージェントを利用する
もし転職エージェントを利用して転職するのであれば、転職エージェントを頼ってみるのもいいでしょう。
転職エージェントは何が何でもあなたを次の会社に転職させなければなりませんからね。
「上司がどうしても納得してくれない」「会社が手続きを進めてくれない」と困っているのであれば相談してみてください。
解決方法を教えてくれるはずです。
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